2011年9月某日 小さなかわいいチワワ

ベル
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15年前のことになります。

当時働いていた会社の上司のお兄さんが、チワワのブリーダーをしていて、社員の何人かがその方から子犬を譲り受けていました。

写真を見せてもらったり、実際に会社に連れてくる社員もいて、私もわんちゃんと暮らしたいなと思い、譲り受けることを決めました。

上司がマンションまで連れてきてくれて、初めて抱っこして。

ほんとに小さくて、ちょっとやんちゃで、よく寝る小さなチワワ。

当時ONE PIECEにハマっていて、なかでもベルメールさんが大好きだったので、名前の一部をいただいて「ベル」と名付けました。

ベルが来てくれてから、ほんとに楽しくて幸せな日々でした。

当時一人暮らしだった私。

辛い事があった日も、「ベルがいてくれてよかった」と、何度も思いました。

ほんとに小さくてかわいい仔犬なのに、私を守ろうとしていることが伝わるエピソードがたくさんあります。

普段はおとなしいのにチャイムが鳴ると吠えたり、知らない友達が遊びに来たりすると、私の前に座って、「何かあってもあたちが守る!」みたいにキリッとした表情でじっと友達の顔を見たりして(笑)

外ではビビりで家では頼もしいボディーガードでした。

私の実家の家族にもあまりなつかない、人見知りなところもありました。

とある事情で2018年に一度実家に戻り、家族と生活した時期が1年ほどありました。

そのころ今の旦那さんと出会い、2019年の5月から一緒に暮らし始めましたが、旦那さんが当時、犬が苦手で、ベルを実家に預けたまま半年ほど過ぎました。

犬を預けていて、一緒に暮らしたいということを伝えていましたが、子供のころのトラウマがあったらしくて、普段はすごく優しい人なんだけど、犬だけは・・・という感じでした。

やっぱりベルとこのまま離れて暮らすのは無理だなと考えていたころ、旦那さんが出張に出かけたタイミングで、こっそりベルを連れて帰ってみました。

旦那さんがかえってきて触れ合ったら、仲良くなってくれないかな、なんて淡い期待をして・・・

家族にもなつかなかったベルが、初めて会う男性にどんなふうになるのか。

やっぱり実家にまた預けないといけないのかな。

もしベルと旦那さんが仲良くならなかったら、近くに部屋を借りて、またベルと二人で暮らそう。

そんな考えもありました。

でも・・・

ベルは旦那さんが帰ってくると、ぴょんぴょんと飛びついて、嬉しそうにしっぽを振って。

旦那さんもそんなベルの頭をおそるおそる撫でて、私のほうを見て「かわいいね」って。

ほんとに嬉しかったのを覚えています。

それから旦那さんとベルと私の3人の生活が始まります。

翌年、ベルの心臓病が見つかりました。

それから6年後、ベルは天使になりました。

次回は、6年間の思い出や闘病生活のことを書いていきます。

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